“ゆうぜい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
遊説78.9%
郵税10.5%
游説5.3%
誘説5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
四日目、私は遊説ゆうぜいに出た。鉄格子と、金網かなあみと、それから、重い扉、開閉のたびごとに、がちん、がちん、とかぎの音。寝ずの番の看守、うろ、うろ。
HUMAN LOST (新字新仮名) / 太宰治(著)
つうの手紙がいこんできた。切手きってらないので、郵税ゆうぜい二ペンスの不足ふそくとなっている。透明人間からのものだ。消印けしんはヒントンディーンきょく
方孝孺ほうこうじゅに語りたまわく、誠に嵓の言の如くならば、斉黄せいこう我を誤るなりと。孝孺にくみて曰く、嵓の言、燕のため游説ゆうぜいするなりと。五月、呉傑、平安、兵を発して北平の糧道を断つ。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
宿老宿老と結び、みだりに御遺族のお一方ひとかたようし、党を組み、遺臣を誘説ゆうぜいし、求めて世上の不安を醸成じょうせいしつつあるなど、そもそも、その理由の了解りょうかいに苦しむものである
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)