“やまなみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
山脈81.5%
山並11.1%
山南3.7%
山波3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
次の朝、あけぼのの光がまだずっと向うの山脈やまなみを薄桃色に染めているころ、みな、一せいに起き出してドタバタ騒ぎはじめた。
隅田川絶えず名に流れたれど加茂かもかつらよりはいやしくして肩落かたおちしたり。山並やまなみもあらばと願はし。
試衛館何天王に数えられる沖田おきた山南やまなみ、原田、井上、永倉らといった手合のうちに、白河、仙台、松山諸藩の脱藩士があるが
新撰組 (新字新仮名) / 服部之総(著)
一男は、縦横に組み上げられた鉄材の間から、遠く澄んだ空へ眼をはなった。上総かずさ房州ぼうしゅう山波やまなみがくっきりと、きざんだような輪廓りんかくを見せている。
秋空晴れて (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)