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やすうり
ふりがな文庫
“やすうり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
安賣
50.0%
廉売
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
安賣
(逆引き)
はじめ、がばり/\は
雪
(
ゆき
)
の
安賣
(
やすうり
)
に
限
(
かぎ
)
りしなるが、
次第
(
しだい
)
に
何事
(
なにごと
)
にも
用
(
もち
)
ゐられて、
投賣
(
なげうり
)
、
棄賣
(
すてう
)
り、
見切賣
(
みきりう
)
りの
場合
(
ばあひ
)
となると、
瀬戸物屋
(
せとものや
)
、
呉服店
(
ごふくみせ
)
、
札
(
ふだ
)
をたてて、がばり/\。
寸情風土記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
『うまい/\、
本物
(
ほんもの
)
ぢや、よし、よし、あんまり
安賣
(
やすうり
)
をすな。』とばかり
身
(
み
)
を
跳
(
をど
)
らして
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
やすうり(安賣)の例文をもっと
(2作品)
見る
廉売
(逆引き)
「なるほど、それで、おはなしの筋は呑みこめました。では、町奉行所にお願いを立て、貧民への
施米
(
せまい
)
、破格の
廉売
(
やすうり
)
というのも、まことのことでござりますな?」
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
と申して酒が貰いたいという訳ではないが、貴公は村方の帳元へ一言の
談
(
はなし
)
もなく、勝手次第に
窃
(
ぬす
)
んで来るか知らねえが、
方外
(
ほうがい
)
の
廉売
(
やすうり
)
をするので、村方の
商人
(
あきゅうど
)
一同迷惑を致して
居
(
お
)
るくらいだから
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
やすうり(廉売)の例文をもっと
(2作品)
見る
“やすうり”の意味
《名詞》
価格を安くして販売すること。
相手などをかまわず気軽に与えること。相手の要望などに安易に応じること。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
れんばい