“やくはら”の漢字の書き方と例文
語句割合
厄払100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長崎のふうに、節分の晩に法螺ほらの貝をふいて何か経文きょうもんのような事を怒鳴どなってわる、東京でえば厄払やくはらい、その厄払をして市中の家のかどに立てば、ぜにれたり米を呉れたりすることがある。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
さてさま/″\の雑談ざふだんのなかにあるじのつま牧之ぼくしに、としこしの夜は鬼のるとて江戸には厄払やくはらひといふものありて鬼をふ事をおもしろくいひたてゝ物乞ものこひすときゝしが、むかしもさる事ありしや