“やくばら”の漢字の書き方と例文
語句割合
厄払100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると人はきっと何かしら神秘的な因果応報の作用を想像して祈祷きとう厄払やくばらいの他力にすがろうとする。国土に災禍の続起する場合にも同様である。
天災と国防 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
来たるべき一年間の出来事をぼくするためか、あるいはまた過ぎた年の厄払やくばらいのためか、正月の二日に、宝船たからぶねまくらの下に敷き、めでたき初夢を結ぶことは、わが国古来の習俗で
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)