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やきもちや
ふりがな文庫
“やきもちや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
嫉妬家
71.4%
嫉妬焼
28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
嫉妬家
(逆引き)
直ぐ己れが、抱き込まれたであるまいかと、気が廻るのはお定まり。どこのだつても
嫉妬家
(
やきもちや
)
といふものは、たいがいさうしたものだわな。焚付けて、焼かせる奴を、とかく有難がるものよ。
したゆく水
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
マリヤンには
五歳
(
いつつ
)
になる女の兒がある。夫は、今は無い。H氏の話によると、マリヤンが追出したのださうである。それも、彼が
度外
(
どはづ
)
れた
嫉妬家
(
やきもちや
)
であるとの理由で。
環礁:――ミクロネシヤ巡島記抄――
(旧字旧仮名)
/
中島敦
(著)
やきもちや(嫉妬家)の例文をもっと
(5作品)
見る
嫉妬焼
(逆引き)
一知はマユミの両親が極度に浅ましい
吝
(
けち
)
ん
坊
(
ぼ
)
であると同時に、鬼とも
獣
(
けもの
)
とも
譬
(
たと
)
えようのない残酷な
嫉妬焼
(
やきもちや
)
きである事を、ずっと以前から予想していた。
巡査辞職
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
温和
(
おとな
)
しいフロウベエルは色々に
弁解
(
いひわけ
)
をしたが、
嫉妬焼
(
やきもちや
)
きの女は
何
(
ど
)
うしても承知しないので、小説家もとうと本気になつて怒り出した。そして
薪
(
まき
)
ざつ
棒
(
ぽう
)
をふり上げて
擲
(
なぐ
)
り倒さうとした。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
やきもちや(嫉妬焼)の例文をもっと
(2作品)
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