“もくば”の漢字の書き方と例文
語句割合
木馬100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
身には饅頭笠まんじゅうがさと赤合羽で、片手には「六所明神社務所」の提灯を持ち、片手には夜番の者が持つような六尺棒をついて、刀脇差は合羽の下に隠し、木馬もくばから御宮おんみや、本社を一廻りして
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
と長谷川さんは周囲あたりを見廻した。私達は運動場の木馬もくばりかゝっていた。
凡人伝 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
致せ湯責ゆぜめ責水責鐵砲てつぱう海老えび熊手くまで背割せわり木馬もくばしほから火のたま四十八の責に掛るぞヤイ/\責よ/\との聲諸とも獄卒ごくそつ共ハツと云樣無慘むざんなるかな九助を眞裸まつぱだかにして階子はしごの上に仰向あふむけに寢かし槌の枕を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)