“みやうしよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
名処50.0%
妙所50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
稲の色合ひは種類によりてさまざまなり。三つ四つ五つの田を続けて稲の色の同じきは、すなはち一家に属する田にして、いはゆる名処みやうしよの同じきなるべし。
遠野物語 (新字旧仮名) / 柳田国男(著)
作者さくしやなんゆえにラスコーリニコフが氣鬱病きうつびやうかゝりたるやをかたらず開卷かいかん第一にその下宿住居げしゆくじゆうきよ點出てんしつせり、これらをも原因げんいんある病氣びやうきいひしりぞけたらんには、このしよ妙所みやうしよついにいづれにかそんせんや。
「罪と罰」の殺人罪 (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)