名処みやうしよ)” の例文
稲の色合ひは種類によりてさまざまなり。三つ四つ五つの田を続けて稲の色の同じきは、すなはち一家に属する田にして、いはゆる名処みやうしよの同じきなるべし。
遠野物語 (新字旧仮名) / 柳田国男(著)