“みづく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
水汲80.0%
水漬20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
奇麗きれいさらつてしまつて、井筒にもたれ、井底せいていふかく二つ三つの涌き口から潺々せん/\と清水の湧く音を聴いた時、最早もう水汲みづくみの難行苦行もあとになつたことを、嬉しくもまた残惜のこりをしくも思つた。
水汲み (新字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)
ざんぶざんぶ 水汲みづく
青い眼の人形 (新字新仮名) / 野口雨情(著)
全身汗水漬みづくになるし、前からも後からも人力車が突ツかけて来て、車夫にぽん/\怒鳴られるし、ほんとうに泣き出したい位だつた。
乳の匂ひ (新字旧仮名) / 加能作次郎(著)