“みずくみ”の漢字の書き方と例文
語句割合
水汲100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一度何処どこか方角も知れない島へ、船が水汲みずくみに寄つた時、浜つゞきの椰子やしの樹の奥に、うね、透かすと、一人、コトン/\と、さびしくあわいて居た亡者もうじゃがあつてね
印度更紗 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
爺いさんは綺麗きれいな家に這入った嬉しさに、田舎出の女中には、水汲みずくみ飯炊めしたきだけさせて、自分で片附けたり、掃除をしたりして、ちょいちょい足らぬ物のあるのを思い出しては、女中を仲町へ走らせて
(新字新仮名) / 森鴎外(著)
(一四)暗中水汲みずくみ
本州横断 癇癪徒歩旅行 (新字新仮名) / 押川春浪(著)