“みずま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
水撒42.9%
三瀦28.6%
三潴14.3%
水増14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夏の長い日もようやく暮れて、家々の水撒みずまきもひと通り済んで、町の灯がまばらにきらめいてくると、子供たちは細い筒の花火を持ち出して往来に出る。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
福岡県内の三瀦みずま木佐木きさき八丁牟田はっちょうむたという所で、一時「花筵はなむしろ」の美しいのを作りました。随分さかんに輸出したといいますが、よい仕事でした。岡山県のものと共に花筵の存在を語るものであります。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
その日私たちは完全かんぜんなくるみのも二つ見附みつけたのです。火山礫の層の上には前の水増みずましの時の水が、ぬまのようになって処々たまっていました。
イギリス海岸 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)