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水撒
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みずま
ふりがな文庫
“
水撒
(
みずま
)” の例文
そこで思いついた
水撒
(
みずま
)
きだあね。この大銀杏は、誰も知ってるとおり熊本城の名物じゃで、ひとが皆、惜しがっているにちがいない。
日本名婦伝:谷干城夫人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
夏の長い日もようやく暮れて、家々の
水撒
(
みずま
)
きもひと通り済んで、町の灯がまばらに
燦
(
きら
)
めいてくると、子供たちは細い筒の花火を持ち出して往来に出る。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
八つの年初めてお目見得に上って、お茶との御所望があったとき、
過
(
あやま
)
ってお膝の上にこぼしたら、ほほう
水撒
(
みずま
)
きが上手よ
喃
(
のう
)
、と仰せられた程の殿である。
老中の眼鏡
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
撒
漢検準1級
部首:⼿
15画
“水撒”で始まる語句
水撒夫
水撒車