“みずとり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
水禽81.0%
水鳥14.3%
水取4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
無数の水禽みずとりが湖心のほとりに一面に浮かんで泳いでいたが、船が近付くのも知らないようにその場所から他へ移ろうともしない。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「それでも、水鳥みずとりが時々くるんだよ。ああ、おもしろいものを見せようか」
金の目銀の目 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
しかるに国にっては、ちょうどわがくに上方かみがたで奈良の水取みずとりといって春の初めにかえって冷ゆるごとく、暖気一たび到ってまた急に寒くなる事あり。仏国の東南部でこれを老女ばば次団太じだんだと呼ぶ。