“すいきん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
水禽83.3%
翠金16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
魚類を食物とする鳥は肉が早く腐ります。鳩の肉は長く保(も)って鴨の肉が早く腐るのもそれがためでしょう。それに鴨や雁のような水禽(すいきん)は山にいる鳥よりも胃中へ入って肉の消化が大層悪いものです。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
四方金網で張り廻わされた、水禽(すいきん)小屋に過ぎなかったのだから。
奥さんの家出 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
しばらくの後(のち)、桂月香と彼女の兄とは酔(よ)い伏した行長を後(あと)にしたまま、そっとどこかへ姿を隠した。行長は翠金(すいきん)の帳(ちょう)の外に秘蔵の宝剣(ほうけん)をかけたなり、前後も知らずに眠っていた。
金将軍 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)