“まやく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
麻薬36.4%
魔薬18.2%
麻酔薬18.2%
魔藥9.1%
麻痺薬9.1%
麻酔9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見ろ、麻薬まやく中毒者という一匹の虫。よもやこうなるとは思わなかったろうね。地獄の女性より。
虚構の春 (新字新仮名) / 太宰治(著)
青き魔薬まやくかをりしてりつつゆけば
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
アットいう間に引ずり倒して。精神病者を押えた形式かたちで。大きな手錠と足錠かけます。顔に当てがう麻酔薬まやくのハンカチ。蔭に待たせたマッタク博士の。病院自動車眼がけて投込む。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
晝が晝なか、だいそれたきつ魔藥まやくひとこそ知らね
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
直方のうがたでも、あの病気が出たそうで御座いますが、その時はやはり大学の先生のお調べで、麻痺薬まやくをかけられていた事が判りましたそうで、その後も何とも御座いませんので連れて来たと
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
心の狂いをホントに治癒なおす。薬器械のたぐいというたら。只の一つも見当りませぬ。眠らぬ患者に麻酔まやくの注射じゃ。騒ぐ者には鎮静剤だよ。物を喰わねば栄養物の。注射、浣腸かんちょうぐらいのものです。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)