“ますいやく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
麻酔薬50.0%
麻睡薬40.0%
魔睡薬10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ことに君らのような純真な青年が、どこもかしこも麻酔薬ますいやくをふりまかれているようなこれからの時代に、それを守ることは、容易ではない。
次郎物語:04 第四部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
酒には、麻睡薬ますいやくぜてあったらしい。三名とも、蒟蒻こんにゃくのように正体なく、よだれを垂らして伸びてしまった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
魔睡薬ますいやくの働きもこれと同じく、全く大脳の作用を一時止めるにある。
脳髄の進化 (新字新仮名) / 丘浅次郎(著)