“麻睡薬”の読み方と例文
読み方割合
ますいやく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
襖の蔭から飛出した白いものは、云うまでもなく麻睡薬をしませた布で、そこにもう一人の悪党がんでいて、彼の不意をうった訳だ。
恐怖王 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
酒には、麻睡薬ぜてあったらしい。三名とも、蒟蒻のように正体なく、よだれを垂らして伸びてしまった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
兇行前、同室に熟睡中の同僚を麻睡薬がせてよく睡らせてしまい、兇行後には自分もみずからこの薬の力を借りて熟睡に陥り巧みにみんなの眼をごまかしていたものである。
電気看板の神経 (新字新仮名) / 海野十三(著)