“まつらがた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
松浦潟40.0%
末羅潟20.0%
末羅縣20.0%
松浦縣20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
良人おっとの後を恋慕こいしたい、石になったる松浦潟まつらがた領巾振山ひれふるやまかなしみも……」
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
大倭朝やまとちょう天平宝字てんぴょうほうじねん癸亥きがいがつおいて西海さいかい火国ひのくに末羅潟まつらがた法麻殺几駅はまさきえきに
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
また筑紫の末羅縣まつらがたの玉島の里に到りまして、その河の邊に御をししたまふ時に、四月うづき上旬はじめのころなりしを、ここにその河中の磯にいまして、御裳の絲を拔き取り、飯粒いひぼを餌にして
また筑紫の松浦縣まつらがたの玉島の里においでになつて、その河のほとりで食物をおあがりになつた時に、四月の上旬の頃でしたから、その河中の磯においでになり