“まいげつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
毎月100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その感じが私をKの墓へ毎月まいげつ行かせます。その感じが私に妻の母の看護をさせます。そうしてその感じが妻に優しくしてやれと私に命じます。
こころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
あに太郎たろうといい、いもうと雪子ゆきこといいました。二人ふたりは、毎月まいげつまちへくるあたらしい雑誌ざっしってきて、いっしょにむのをなによりのたのしみとしていました。
小鳥と兄妹 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「ほんではおどおら毎月まいげつ五円ずつ送って寄越すから。——毎月五円ずつ。」と言って市平は、顔の火照ほてるのを覚えた。
土竜 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)