“ぼつしう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
沒收90.0%
没收10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
錢形平次が調べ上げて證據を提供ていきようしたので、幾月かの後龍の口の大評定となり、望月丹後は切腹を仰せ付けられた上、家祿を沒收ぼつしう
根も葉もない事を言ひ立て、その爲に父は遠島、母は病死、家は沒收ぼつしう、本家福屋は見る影もない有樣にされたのを怨まれずに居られようか
矢庭やには引捕ひつとらへてくわんうつたへると二のもなく伏罪ふくざいしたので、石の在所ありか判明はんめいした。官吏やくにんぐ石を取寄とりよせて一見すると、これ亦たたちま慾心よくしんおこし、これはくわん没收ぼつしうするぞとおごそかにわたした。
石清虚 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)