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ぼうだら
ふりがな文庫
“ぼうだら”の漢字の書き方と例文
語句
割合
棒鱈
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
棒鱈
(逆引き)
女人をして
惚々
(
ほれぼれ
)
させないではいない有名なる
巨躯紅肉
(
きょくこうにく
)
が
棒鱈
(
ぼうだら
)
のように
乾枯
(
ひか
)
らびて行くように感ぜられるに至ったので、遂に彼は一大決心をして、従来の
面子
(
めんつ
)
を捨て、忍ぶべからざるを忍び
奇賊悲願:烏啼天駆シリーズ・3
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
棒鱈
(
ぼうだら
)
乾鮭
(
からざけ
)
堆
(
うずたか
)
く、
片荷
(
かたに
)
に
酒樽
(
さかだる
)
を積みたる
蘆毛
(
あしげ
)
の
駒
(
こま
)
の、紫なる
古手綱
(
ふるたづな
)
を
曳
(
ひ
)
いて
出
(
い
)
づ
多神教
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
そして街から街へ、先に云つたやうな裏通りを歩いたり、
駄菓子屋
(
だぐわしや
)
の前で
立留
(
たちどま
)
つたり、
乾物屋
(
かんぶつや
)
の
乾蝦
(
ほしえび
)
や
棒鱈
(
ぼうだら
)
や
湯葉
(
ゆば
)
を眺めたり、たうとう私は二條の方へ
寺町
(
てらまち
)
を
下
(
さが
)
り其處の
果物屋
(
くだものや
)
で足を留めた。
檸檬
(旧字旧仮名)
/
梶井基次郎
(著)
ぼうだら(棒鱈)の例文をもっと
(8作品)
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