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ほうとうざんまい
ふりがな文庫
“ほうとうざんまい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
放蕩三昧
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
放蕩三昧
(逆引き)
始終
家
(
うち
)
を外の
放蕩三昧
(
ほうとうざんまい
)
、あわれな
妻
(
かない
)
を一人残して家事の事などは
更
(
さら
)
に
頓着
(
とんじゃく
)
しない、
偶
(
たま
)
に帰宅すれば、
言語
(
もの
)
のいい
様
(
ざま
)
箸の
上
(
あ
)
げ
下
(
お
)
ろしさては
酌
(
しゃく
)
の仕方が
悪
(
わ
)
るいとか、琴を弾くのが気にくわぬとか
二面の箏
(新字新仮名)
/
鈴木鼓村
(著)
それから自分の
放蕩三昧
(
ほうとうざんまい
)
の巻——自慢にもなるまいが、まあ一種の
懺悔
(
ざんげ
)
かね
大菩薩峠:39 京の夢おう坂の夢の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
これまでは何の気もなく母親からもまた伯父自身の口からも
度々
(
たびたび
)
聞かされていた伯父が
放蕩三昧
(
ほうとうざんまい
)
の経歴が恋の苦痛を知り
初
(
そ
)
めた長吉の心には
凡
(
すべ
)
て新しい何かの意味を以て解釈されはじめた。
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
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(5作品)
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