“ほうたん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
放胆48.1%
宝丹37.0%
芳譚7.4%
寶丹3.7%
放誕3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
物事について非常によく考える人でもあるが、また時には、驚くべき放胆ほうたんと不敵を示す家康であった。そう一決を下すと、彼はすぐ云った。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
こはいかに宝丹ほうたんを入れ置きぬと覚えしにと当惑のさまを、貴嬢は見たまいて、いなさまでに候わずとしいて取り繕わんとなしたもうがおかしく
おとずれ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
『都之花』以前に『芳譚ほうたん雑誌』とか『人情雑誌』とかいう小説雑誌があった。が、皆戯作者げさくしゃの残党に編輯されていたので、内容も体裁も古めかしくて飽かれていた。
美妙斎美妙 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
收めたれば酒肴しゆかう見立掛り膳部申付役となる火のさかんなる圍爐裏ゐろりに足踏伸し鉛筆のしりにて寶丹ほうたんと烟草の吹壳ふきがら
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
もしあるいは因循いんじゅん姑息こそく迂僻うへき固陋ころう放誕ほうたん謬戻びゅうれいの意見を以て、あるいは幕府のためにし、あるいは朝廷のためにし、もしくは風潮を視、夕に変じ、朝に換わるが如き雷同附和者流に至っては
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)