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へいぢ
ふりがな文庫
“へいぢ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
平治
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平治
(逆引き)
新院
呵
(
から
)
々と笑はせ給ひ、
汝
(
なんぢ
)
しらず、近
来
(
ごろ
)
の世の
乱
(
みだれ
)
は
朕
(
わ
)
がなす
事
(
わざ
)
なり。生きてありし日より魔道にこころざしをかたぶけて、
四四
平治
(
へいぢ
)
の
乱
(
みだれ
)
を
発
(
おこ
)
さしめ、死して
猶
(
なほ
)
四五
朝家
(
てうか
)
に
崇
(
たたり
)
をなす。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
時は
治承
(
ぢしよう
)
の春、世は平家の盛、そも
天喜
(
てんぎ
)
、
康平
(
かうへい
)
以來九十年の
春秋
(
はるあき
)
、都も
鄙
(
ひな
)
も打ち靡きし源氏の
白旗
(
しらはた
)
も、
保元
(
ほうげん
)
、
平治
(
へいぢ
)
の二度の
戰
(
いくさ
)
を都の名殘に、脆くも武門の哀れを東海の隅に留めしより
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
いかに二郎、
保元
(
ほうげん
)
の
弓勢
(
ゆんぜい
)
、
平治
(
へいぢ
)
の
太刀風
(
たちかぜ
)
、今も草木を
靡
(
なび
)
かす力ありや。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
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