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ふっしょく
ふりがな文庫
“ふっしょく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
払拭
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
払拭
(逆引き)
恋慕の情とを忘れてしまいたい、心の奥に映っているかの人の美貌を
払拭
(
ふっしょく
)
して、
煩悩
(
ぼんのう
)
を断ち切ってしまいたい、自分の行為は狂的に見えるかも知れないけれども、自分は今
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
「
呪
(
のろ
)
わば
穴
(
あな
)
二つだ!」と、
彼
(
かれ
)
は、いいながら、
石塊
(
せきかい
)
を
投
(
な
)
げつけて、一
撃
(
げき
)
のもとに、かえるもとかげももろともに
粉砕
(
ふんさい
)
して、
目
(
め
)
の
前
(
まえ
)
の
忌
(
い
)
まわしい
光景
(
こうけい
)
を
払拭
(
ふっしょく
)
しようと
気
(
き
)
が
焦
(
あせ
)
ったのです。
老工夫と電灯:――大人の童話――
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
『おしばい』とか『絵そらごと』とかいう感じを
払拭
(
ふっしょく
)
することができません。
影男
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
ふっしょく(払拭)の例文をもっと
(9作品)
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