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ふたもの
ふりがな文庫
“ふたもの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
蓋物
76.2%
葢物
14.3%
蓋器
4.8%
盒
4.8%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蓋物
(逆引き)
そこでお盆の上の
蓋物
(
ふたもの
)
のつまみを取って開けて見る。なんと貧弱なビスケットだ。なすった白の、薄紅の花模様を一つかじって、淋しいなとなる。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
ふたもの(蓋物)の例文をもっと
(16作品)
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葢物
(逆引き)
と云うので毎日昼頃になると、お村が
三組
(
みつぐみ
)
の
葢物
(
ふたもの
)
に色々な物を入れて持って参ります。
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ふたもの(葢物)の例文をもっと
(3作品)
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蓋器
(逆引き)
広間の方で、あまり愉快そうな笑い声がどよめくので、彼は、夕刻、お台所の方からそっと取り寄せておいたごまめの
醤油煮
(
しょうゆに
)
に
唐辛子
(
とうがらし
)
をかけたのを、
蓋器
(
ふたもの
)
にいれ、のこのこと出向いて行った。
べんがら炬燵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「はははは」笑いながら、一人が、伝右衛門のそばにある
蓋器
(
ふたもの
)
を見つけて
べんがら炬燵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ふたもの(蓋器)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
盒
(逆引き)
史進もまた、こう貰ってばかりいてはと思って、家に伝わる
紅錦織
(
こうきんおり
)
を三
領
(
りょう
)
の
袍
(
うわぎ
)
に仕立てさせ、
脂
(
あぶら
)
ののッた
美味
(
うま
)
い羊の焼肉を大きな
盒
(
ふたもの
)
へいれて、日頃の礼にと、
山寨
(
さんさい
)
へ届けさせた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ふたもの(盒)の例文をもっと
(1作品)
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