“ふたき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
二木63.6%
二切18.2%
双木9.1%
双樹9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
星田代二は生れてはじめて検事局の調室に引張り出されて、差向いでいる二木ふたき検事に対して必死の弁明をやりはじめた。
(わん。)津島つしまぶ、隱元いんげん、きす、鳥肉とりにく。(はち。)たひさしみ、新菊しんぎくあまだい二切ふたきれ。(はち。)えびしんじよ、ぎんなん、かぶ、つゆ澤山だくさん土瓶どびんむしまつだけ。つけもの、かぶ、奈良ならづけ。
火の用心の事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
双木ふたき五三本いつみもとこの庭の春しづかなり小雨こさめ流らふ
風隠集 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
双樹ふたき 梅五三本いつみもと この庭のさましづかなり小雨こさめながらふ
(新字旧仮名) / 北原白秋(著)