“二木”の読み方と例文
読み方割合
ふたき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
親しくも立ちて堪へたり。あなあはれ老木おいき二木ふたき、親しくも並ぶ姿の、寂しくも隣り合ふ木の、頼り無き二木を見れば涙しながる。
観相の秋 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
星田代二は生れてはじめて検事局の調室に引張り出されて、差向いでいる二木ふたき検事に対して必死の弁明をやりはじめた。
名をとはゞ桂や二木ふたき秋の月 失名
古池の句の弁 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)