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ひらいし
ふりがな文庫
“ひらいし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
平石
55.6%
扁石
22.2%
避来矢
11.1%
匾石
11.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平石
(逆引き)
国道から曲り込んで、深良屋敷へ上って来る赤土道に、一尺置ぐらいに敷並べてある四角い
花崗岩
(
みかげいし
)
の
平石
(
ひらいし
)
を、わななく手で指した。草川巡査はうなずいた。
巡査辞職
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
ひらいし(平石)の例文をもっと
(5作品)
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扁石
(逆引き)
跪いてゐる民衆は、今この神々しい
光景
(
けしき
)
をみて、愛と恩謝とで身を顫はした。恭敬は衆人の胸中にひれ伏し、謙遜は、其體内で、生の
破片
(
こはれ
)
の中、
扁石
(
ひらいし
)
の上に身を臥せる。
さしあげた腕
(旧字旧仮名)
/
レミ・ドゥ・グルモン
(著)
ひらいし(扁石)の例文をもっと
(2作品)
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避来矢
(逆引き)
竜八は今において佐野の秋山という処にこれあり、彼らが子孫は必ず身に鱗ありとなり、
避来矢
(
ひらいし
)
の鎧と書き、平石にてはなしと、以上『氏郷記』の文だ。
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
露という
硯
(
すずり
)
も将来したが竹生島へ納むとあり、太刀は勢州赤堀の家にあり、
避来矢
(
ひらいし
)
の鎧は
下野国
(
しもつけのくに
)
佐野の家にあり、童は思う事を
叶
(
かな
)
えて久しく仕えしが、後に
強
(
きつ
)
う怒られて
失
(
う
)
せしとかや
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
ひらいし(避来矢)の例文をもっと
(1作品)
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匾石
(逆引き)
落人
(
おちうど
)
の
盤纏
(
ろよう
)
にとて、危急の折に心づけたる、彼媼の心根こそやさしけれ。三人ひとしくさし伸ぶる手を待たで、われは財布の底を掴みて振ひしに、焚火に近き
匾石
(
ひらいし
)
の上に、こがねしろかね散り布けり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
ひらいし(匾石)の例文をもっと
(1作品)
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