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はらみいし
ふりがな文庫
“はらみいし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
孕石
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
孕石
(逆引き)
佩ぶれば姙婦に宜しという石どもについては、余未刊の著『燕石考』に詳述したが、その一部分を「
孕石
(
はらみいし
)
の事」と題して出し置いた。
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
「
孕石
(
はらみいし
)
殿、孕石殿! どうやら荒模様になった様子。今夜もさびしいことでござろう。物語り致そうではござらぬか」
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
佐
(
すけ
)
十郎郷右衞門の兩人に盜み
出
(
いだ
)
させしに相違
有
(
ある
)
まじ
然
(
さ
)
すれば先づ三河町二丁目の惣右衞門が方を尋ね
見
(
み
)
るべしと有て早速
孕石
(
はらみいし
)
源兵衞安井伊兵衞の兩人を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
出し
新規
(
しんき
)
に抱へる者共には用人
立花左仲
(
たちばなさちう
)
安間
(
あんま
)
平左衞門又中小姓には安井伊兵衞
孕石
(
はらみいし
)
源兵衞其外
徒士
(
かち
)
六人の者を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
右門は五右衛門の
強力
(
ごうりき
)
を心
窃
(
ひそ
)
かに嘆じながら、今は遁がれぬ必死の場合、両手を岩に打ち掛けて、金剛力は出しても、地の中深く喰い込んだ苔
蓬々
(
ほうほう
)
たる
孕石
(
はらみいし
)
は、
身弛
(
みゆる
)
ぎ一つすればこそ。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
引き拔切合處に太田樣の方には中
小姓
(
こしやう
)
徒士
(
かち
)
などにも
手利
(
てきゝ
)
の者之あり其上
陸尺
(
ろくしやく
)
の七右衞門は
力
(
ちから
)
もありて
能
(
よく
)
働
(
はたら
)
き候然るに嘉川樣の方には中
小姓
(
こしやう
)
孕石
(
はらみいし
)
源兵衞
安井
(
やすゐ
)
伊兵衞を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
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