“はらばい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
腹這72.2%
匍匐22.2%
匍這5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今日は上天気の日曜なので、主人はのそのそ書斎から出て来て、吾輩のそば筆硯ふですずりと原稿用紙を並べて腹這はらばいになって、しきりに何かうなっている。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
隠士も市の大路に匍匐はらばいならびをろがみまつる雲の上人
曙覧の歌 (新字新仮名) / 正岡子規(著)
怖々こわ/″\石垣の上へあがり匍這はらばいになって木戸のところまでってまいり、様子をきゝますと内のものは外に人がいると知りません模様で、しきりに錠を外そうといたしておりますから