“はだい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
歯代33.3%
輪代33.3%
齒代33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うやっておっかさんが眼が悪く、にいさんが一生懸命に人力をいて稼いでも歯代はだいがたまって困ると云うくらいだから、料銭の払えないのはもっともな話だのに
雨降り風間かざまにあぶれることも多い所から歯代はだいたまりまして、どうも思うようにき立ちません所へ、清次から十円というまとまった金を恵まれましたので息を吹返し
殊更寒い昨夜ゆうべは雨が降り、くの如く尾羽打枯おはうちからして梶棒につかまって歩るいたって、雨で乗手が少ない、寒くって耐らんから酒を飲むと、自然と車の輪代はだいがたまって
松と藤芸妓の替紋 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
齒代はだいやすあらはれてげたるやぶれし母衣ほろ
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)