“風間”の読み方と例文
読み方割合
かざま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雨降り風間かざまにあぶれることも多い所から歯代はだいたまりまして、どうも思うようにき立ちません所へ、清次から十円というまとまった金を恵まれましたので息を吹返し
長男俊太郎しゅんたろうさんは、今本郷西片町ほんごうにしかたまちに住んで、陸軍省人事局補任課に奉職している。次男篤次郎とくじろうさんは風間かざま氏を冒して、小石川宮下町こいしかわみやしたちょうに住んでいる。篤次郎さんは海軍機関大佐である。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
雨降あまふ風間かざま、しょっちゅうそればかり考えない日とてはない私ではないか。
小説 円朝 (新字新仮名) / 正岡容(著)