“はしごのぼ”のいろいろな漢字の書き方と例文

語句	割合
梯子登	66.7%
梯子昇	33.3%

梯子登

やがて馬車（ばしや）がある町（まち）を通（とほ）りました時（とき）に、父（とう）さんは初（はじ）めて消防夫（ひけし）の梯子登（はしごのぼ）りといふものを見（み）ました。高（たか）い梯子（はしご）に乘（の）つた人（ひと）が町（まち）の空（そら）で手足（てあし）を動（うご）かして居（ゐ）ました。

ふるさと (旧字旧仮名) ／ 島崎藤村(著)

「ムクを連れて行く？　ムクはこれから梯子登（はしごのぼ）りをするんじゃないか」

大菩薩峠：09 女子と小人の巻 (新字新仮名) ／ 中里介山(著)

梯子昇

そして横浜と印度（インド）の殖民地と西洋との間にはまた梯子昇（はしごのぼ）りに階段がついている。

銀座 (新字新仮名) ／ 永井荷風(著)