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にさんぶ
ふりがな文庫
“にさんぶ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
二三分
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二三分
(逆引き)
懸け易える度に尻尾の重みで浅くなる。
二三分
(
にさんぶ
)
滑れば落ちねばならぬ。吾輩はいよいよ危うい。棚板を爪で
掻
(
か
)
きむしる音ががりがりと聞える。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
大
(
おほ
)
きさは
一寸
(
いつすん
)
二三分
(
にさんぶ
)
、
小
(
ちひ
)
さな
蝉
(
せみ
)
ぐらゐあつた、と
言
(
い
)
ふ。……しかし
其
(
その
)
綺麗
(
きれい
)
さは、
何
(
ど
)
うも
思
(
おも
)
ふやうに
言
(
いひ
)
あらはせないらしく、じれつたさうに、
家内
(
かない
)
は
些
(
ち
)
と
逆上
(
のぼ
)
せて
居
(
ゐ
)
た。
但
(
たゞ
)
し
蒼
(
あを
)
く
成
(
な
)
つたのでは
厄介
(
やつかい
)
だ。
番茶話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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(2作品)
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