“なるべく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
可成88.2%
可成的11.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それで可成なるべく寡言くちすくなに、すきのない様に待遇あしらつてはゐるが、腑に落ちぬ事があり乍らも信吾の話が珍しい。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
女の前に出ると、処嫌はず気取ツた身振をする、心は忽ちとろけるが、それで、煙草の煙の吹き方まで可成なるべく真面目腐ツてやる。
漂泊 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
しかるにこのごろの多数の新進画家は、もう天然などは見なくてもよい、か、あるいはむしろ可成的なるべく見ないことにして、あらゆる素人しろうとよりもいっそう皮相的に見た物の姿をかりて、最も浅薄なイデオロギーを
からすうりの花と蛾 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
然るにこの頃の多数の新進画家は、もう天然などは見なくてもよい、か、あるいはむしろ可成的なるべく見ないことにして、あらゆる素人よりも一層皮相的に見た物の姿をかりて、最も浅薄なイデオロギーを、しかも観者にはなるべく分りにくい形に表現することによって
烏瓜の花と蛾 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)