“なるべく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
可成83.3%
可成的16.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それで可成なるべく寡言くちすくなに、すきのない様に待遇あしらつてはゐるが、腑に落ちぬ事があり乍らも信吾の話が珍しい。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
女の前に出ると、処嫌はず気取ツた身振をする、心は忽ちとろけるが、それで、煙草の煙の吹き方まで可成なるべく真面目腐ツてやる。
漂泊 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
歴史学という一の科学の一要素として、過去の事実を可成的なるべく冷静に考証したり、取調べるということも必要であるに相違ないが、ただしそれは歴史の研究の全体ではない。
文明史の教訓 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
しかるにこのごろの多数の新進画家は、もう天然などは見なくてもよい、か、あるいはむしろ可成的なるべく見ないことにして、あらゆる素人しろうとよりもいっそう皮相的に見た物の姿をかりて、最も浅薄なイデオロギーを
からすうりの花と蛾 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)