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なしくだされ
ふりがな文庫
“なしくだされ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
被成下
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
被成下
(逆引き)
拝啓
(
はいけい
)
仕候
(
つかまつりそうろう
)
。
陳
(
のぶれ
)
ば過日
瘠我慢之説
(
やせがまんのせつ
)
と題したる
草稿
(
そうこう
)
一冊を
呈
(
てい
)
し候。
或
(
あるい
)
は御一読も
被成下
(
なしくだされ
)
候哉
(
そうろうや
)
。
瘠我慢の説:03 書簡
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
、
勝海舟
、
榎本武揚
(著)
然者
(
しかれば
)
、去明治十一年六月七日、再造新富座開業之節、貴下ニ於テ在東京外国人ヲ御招待、且御厚遇
被下
(
くだされ
)
候儀ヲ同国人ニテ深ク礼謝致シ候段ヲ申述ベ、且又該時種々御親切
被成下
(
なしくだされ
)
候寸報迄
明治劇談 ランプの下にて
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
のぞき差上候処文政七
申年
(
さるどし
)
はしか流行このかた御用重なる
御重詰
(
おじゅうづめ
)
御折詰もふんだんに達磨の絵袋売切らし私念願かな町のお
稲荷
(
いなり
)
様の
御利生
(
ごりしょう
)
にて御得意旦那のお子さまがた疱瘡はしかの軽々焼と御評判よろしこの度再板達磨の絵袋入あひかはらず御風味
被成下
(
なしくだされ
)
候様
奉希
(
ねがいたてまつり
)
候以上
淡島椿岳:――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
かるやきかつ私家名淡島焼などと広く御風聴
被成下
(
なしくだされ
)
店繁昌
仕
(
つかまつり
)
ありがたき
仕合
(
しあわせ
)
に
奉存
(
ぞんじたてまつり
)
製法入念差上来候間年増し御疱瘡流行の折ふし御軽々々御仕上被遊候御言葉祝ひのかるかるやき水の泡の如く御いものあとさへ取候御祝儀御進物にはけしくらゐほどのいもあとも残り不申候やうにぞんじけしを
淡島椿岳:――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
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