“なかず”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
中洲92.3%
中剃3.8%
中州3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
当時の中洲(なかず)は言葉どおり、芦(あし)の茂ったデルタアだった。僕はその芦の中に流れ灌頂(かんじょう)や馬の骨を見、気味悪がったことを覚えている。
追憶 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
透間風(すきまかぜ)が、おかっぱのまんなかにあけた、ちいさな中剃(なかず)りや、じじっ毛のある頸筋(くびすじ)に冷たくあたったので振りかえると、つくなんでいた男が、手のついた青い籠(かご)の上へ、手拭(てぬぐい)袋包をのせ
挙ぐれば中州(なかず)と箱崎町(はこざきちやう)の出端(でばな)との間(あひだ)に深く突入(つきい)つてゐる堀割は此れを箱崎町の永久橋(えいきうばし)または菖蒲河岸(しやうぶがし)の女橋(をんなばし)から眺めやるに水は恰(あたか)も入江の如く無数の荷船は部落の観をなし薄暮風収(をさ)まる時競(きそ)つて炊烟(すゐえん)を
水 附渡船 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)