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どうちんわじやう
ふりがな文庫
“どうちんわじやう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
道珍和上
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
道珍和上
(逆引き)
斯う噂をして居たが、和上に
帰依
(
きえ
)
して居る
信者
(
しんじや
)
の
中
(
なか
)
に、
京
(
きやう
)
の
室町錦小路
(
むろまちにしきのこうぢ
)
の
老舗
(
しにせ
)
の呉服屋夫婦が
大
(
たい
)
した
法義者
(
はふぎしや
)
で、十七に成る
容色
(
きりやう
)
の好い
姉娘
(
あねむすめ
)
を
是非
(
ぜひ
)
道珍和上
(
どうちんわじやう
)
の
奥方
(
おくがた
)
に
差上
(
さしあ
)
げ
度
(
た
)
いと
言出
(
いひだ
)
した。
蓬生
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
所が先住の
道珍和上
(
どうちんわじやう
)
は
能登国
(
のとのくに
)
の人とやらで、二十三で住職に成つたが学問よりも法談が太層
巧
(
うま
)
く、此の
和上
(
わじやう
)
の説教の日には
聴衆
(
きヽて
)
が
群集
(
ぐんじふ
)
して六条の
総会所
(
そうぐわいしよ
)
の
縁
(
えん
)
が落ちるやら怪我人が出来るやら
蓬生
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
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