“とんぼがえり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
翻筋斗33.3%
飜筋斗22.2%
筋斗22.2%
筋斗翻11.1%
サルト・モルターレ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
特にあのアラビア人のような名前のついた一団の自由自在に跳躍する翻筋斗の一景などは見るだけで老人を若返らせるようなものである。見るものは芸ではなくして活きる力である。
に車夫の方で素早く足を留めたからよかったものの、でなければ彼女は大きな飜筋斗を一つ打って、ひっくりかえり、頭から血を出したことだろう。
些細な事件 (新字新仮名) / 魯迅(著)
風のあおりに乗ってスーッと横辷りをしてゆくやつ、筋斗をしながら車道の方へ駆け出すやつ。街路樹に駆け登ってブラリと枝にぶら下る。手を組み合ってクルクルと調子よく旋回する。
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
但一切のもの実は大能掌裡の筋斗翻に過ぎぬので人々皆通天の路あることを信ずるの一念は、彼が迷宮の流浪に於ける一の慰めである。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
庭の内では、の如く花の様な大小の雪片が、んだり、ねたり、うたり、筋斗翻をしたり、ダンスをする様にくるりとったり、面白そうにふざけ散らして、身軽気軽に舞うて居る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
わたしはサルト・モルターレをやったり、いろんな芸当をやったものよ。お父つぁんもおっ母さんも死んでしまうと、あるドイツ人の奥さんがわたしを引取って、勉強させてくれた。そう。
桜の園 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)