飜筋斗とんぼがえり)” の例文
新字:翻筋斗
見世物小屋だけでも五十ぐらいはあったと思うなあ。フェナルディーっていう奴は、風車みたいに四時間も飜筋斗とんぼがえりをやってやがるんだ。
さいわいに車夫の方で素早く足を留めたからよかったものの、でなければ彼女は大きな飜筋斗とんぼがえりを一つ打って、ひっくりかえり、頭から血を出したことだろう。
些細な事件 (新字新仮名) / 魯迅(著)
まるでよく馴らされた熊が飜筋斗とんぼがえりを打ったり、『ミーシャ、女が蒸風呂へ入ってる真似をして御覧!』とか、『ミーシャ、今度は子供が豆を盗む真似をして御覧!』