“ともびと”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:トモビト
語句割合
供人77.8%
伴人16.7%
從者5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
供人ともびとを添えてお送りいたしますゆえ、吉野へおわたり下さいまし。吉野には御父のみかど、御母の君(准后ノ廉子)、みなおいで遊ばします。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
けげんな顔をふりあふむけてゐる伴人ともびとらに、柔和な笑顔を向けた。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
避りし所以ゆゑは、その八十神おのもおのも稻羽いなば八上やかみ比賣よばはむとする心ありて、共に稻羽に行きし時に、大穴牟遲おほあなむぢの神にふくろを負せ、從者ともびととしてて往きき