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とほあぜ
ふりがな文庫
“とほあぜ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
遠畦
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遠畦
(逆引き)
臺所
(
だいどころ
)
より
富士
(
ふじ
)
見
(
み
)
ゆ。
露
(
つゆ
)
の
木槿
(
むくげ
)
ほの
紅
(
あか
)
う、
茅屋
(
かやや
)
のあちこち
黒
(
くろ
)
き
中
(
なか
)
に、
狐火
(
きつねび
)
かとばかり
灯
(
ともしび
)
の
色
(
いろ
)
沈
(
しづ
)
みて、
池子
(
いけご
)
の
麓
(
ふもと
)
砧
(
きぬた
)
打
(
う
)
つ
折
(
をり
)
から、
妹
(
いも
)
がり
行
(
ゆ
)
くらん
遠畦
(
とほあぜ
)
の
在郷唄
(
ざいがううた
)
、
盆
(
ぼん
)
過
(
す
)
ぎてよりあはれさ
更
(
さら
)
にまされり。
逗子だより
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
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