“とびいし”の漢字の書き方と例文
語句割合
飛石100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さてまた憑司は其夜昌次郎を立せやり草履ざうりに血の付たるをもちて傳吉宅へしのこみには飛石とびいしへ血を付置き夫より高田の役所へ夜通よどほしに往てうつた捕方とりかた
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
飛石とびいしも、瓢箪池も、燈籠も、区別がつきかねるほど、なにもかも、深々と、白かった。松の枝にのっている雪が美しい。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
雨が飛石とびいしをうってねかえる。目に入る限りの緑葉あおばが、一葉々々に雨をびて、うれしげにぞく/\身を震わして居る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)