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とうゆがっぱ
ふりがな文庫
“とうゆがっぱ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
桐油合羽
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
桐油合羽
(逆引き)
その
効々
(
かいがい
)
しい、きりりとして
裾短
(
すそみじか
)
に、
繻子
(
しゅす
)
の帯を引結んで、
低下駄
(
ひくげた
)
を
穿
(
は
)
いた、
商売
(
あきない
)
ものの銀流を一包にして
桐油合羽
(
とうゆがっぱ
)
を小さく畳んで掛けて、
浅葱
(
あさぎ
)
の
切
(
きれ
)
で
胴中
(
どうなか
)
を結えた風呂敷包を手に提げて
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ずんぐり
脊
(
せ
)
の高い、
銅色
(
あかがねいろ
)
の
巌乗造
(
がんじょうづくり
)
な、年配四十五、六、古い
単衣
(
ひとえ
)
の
裾
(
すそ
)
をぐいと
端折
(
はしょ
)
って、
赤脛
(
からずね
)
に
脚絆
(
きゃはん
)
、素足に
草鞋
(
わらじ
)
、かっと
眩
(
まばゆ
)
いほど日が照るのに、笠は
被
(
かぶ
)
らず、その
菅笠
(
すげがさ
)
の紐に、
桐油合羽
(
とうゆがっぱ
)
を
畳
(
たた
)
んで
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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(4作品)
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