“でんぷん”の漢字の書き方と例文
語句割合
澱粉100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仰臥漫録ぎょうがまんろく』に「顕微鏡にて見たる澱粉でんぷんの形状」の図を貼込んであるのもそういう意味から見て面白い。
子規の追憶 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
早い萱草かんぞうやつめくさのにはもう黄金きんいろのちいさな澱粉でんぷんつぶがつうつういたりしずんだりしています。
イーハトーボ農学校の春 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
砂糖さとう澱粉でんぷんといふような含水炭素がんすいたんそとよぶ養分ようぶんつくり、それをからえだへ、えだからみきくだつておくつて、木全體きぜんたい發育はついくのための養分ようぶんにし、そののこりはたくはへておきます。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)