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てんれい
ふりがな文庫
“てんれい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
典麗
20.0%
典礼
20.0%
天霊
20.0%
天麗
20.0%
篆隷
20.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
典麗
(逆引き)
小さな白い
三層楼
(
さんそうろう
)
、何と
典麗
(
てんれい
)
なしかもまた均斉した、美しい天守閣であろう。この城あって初めてこの景勝の大観は生きる。生きた脳髄であり、レンズの焦点である。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
振り返ると、おお何と
典麗
(
てんれい
)
な白帝城であろう。
蓊鬱
(
おううつ
)
たる、いつも目に親しんで来たあの例の丘陵の上の、何と
閑雅
(
かんが
)
な
甍
(
いらか
)
、白い
楼閣
(
ろうかく
)
、この
下手
(
しもて
)
から観るこの眺めこそは絶勝であろう。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
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(1作品)
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典礼
(逆引き)
家は、
室町
(
むろまち
)
幕府の名門であったし、歌学の
造詣
(
ぞうけい
)
ふかく、
故実
(
こじつ
)
典礼
(
てんれい
)
に詳しいことは、新興勢力の武人のなかでは、この人を
措
(
お
)
いて他にない。
日本名婦伝:細川ガラシヤ夫人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
てんれい(典礼)の例文をもっと
(1作品)
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天霊
(逆引き)
そんな金じゃありませんよ、親分、
向柳原
(
むこうやなぎわら
)
の叔母が、——
天霊
(
てんれい
)
様の御本山にお
詣
(
まい
)
りをするついでに、西国を一と廻りして来るから、二度と江戸へ帰るか帰らないか判らない。
銭形平次捕物控:088 不死の霊薬
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
てんれい(天霊)の例文をもっと
(1作品)
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天麗
(逆引き)
それはまた
天麗
(
てんれい
)
の美質といってよいほど美しいお方である。佳人薄命ということばは、そのまま今のお市の方の身の上にあてはまる。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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(1作品)
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篆隷
(逆引き)
ユニフォーミティの感覚が衰へるたびごとに、秦漢の
篆隷
(
てんれい
)
に
還
(
かへ
)
らうとする運動を繰り返したのが中国書道史のたしかな一面であることを、どこかに強く説いてゐたことを記憶する。
秋艸道人の書について
(新字旧仮名)
/
吉野秀雄
(著)
てんれい(篆隷)の例文をもっと
(1作品)
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