“てんしょく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
天職80.0%
天色20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天職てんしょく自覚じかくせず、また、それにたいする責任せきにんかんぜず、うえのものは、したのものに好悪こうお感情かんじょう露骨ろこつにあらわして平気へいきだった、いまよりは、もっとくらかった時代じだいはなしであります。
天女とお化け (新字新仮名) / 小川未明(著)
人間の生命をあずかるという天職てんしょくから、こういうことをするならば、医師はじつに尊い職業であるが、自己の生活的職業のためにこんな事をするのは考え物だと思った。
廃める (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
異状の天色てんしょくはますます不穏ふおんちょうを表せり。
取舵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)