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てごみ
ふりがな文庫
“てごみ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
手込
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手込
(逆引き)
仮令
(
たとえ
)
そういう者があるにもせよ、何故左様な暴な事を士族体の者が致したら、此の方へ届けん、自身
手込
(
てごみ
)
に打擲するという事はない、人を
打
(
ぶ
)
つてえ事はない
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
破りて
開
(
あけ
)
なば隨分容易に
開
(
あく
)
べきなれど
假令
(
たとへ
)
奉行職の者なりとも
他人
(
ひと
)
の所持品の
錠前
(
ぢやうまへ
)
を
手込
(
てごみ
)
に破る事はならず因て
故意々々
(
わざ/\
)
鐵物屋
(
かなものや
)
を
呼出
(
よびいだ
)
して
開
(
あけ
)
させられたるなり是奉行職を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
巡「また
左様
(
そう
)
云う悪い者があったら
手込
(
てごみ
)
に谷川へ打込む事はならぬ、すぐ派出も
在
(
あ
)
るものじゃから訴えなければならんに、
手込
(
てごめ
)
にする事はない、なぜ届け
出
(
いで
)
んのじゃ」
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
開き七八人の
惡漢
(
わるもの
)
ども
破落々々
(
ばら/\
)
其所へ
馳出
(
かけいだ
)
し女を逃すな
擔引
(
ひつかつ
)
げと追取卷に女房も今は何とも
絶體絶命
(
ぜつたいぜつめい
)
如何に此身が女なりとて
非道
(
ひだう
)
の
手込
(
てごみ
)
になるべきやと用意の
懷劔
(
くわいけん
)
拔放
(
ぬきはな
)
ち彼方此方を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
他家
(
よそ
)
には
疳癪
(
かんしゃく
)
を起して、随分御新造様方を
手込
(
てごみ
)
になさるお
宅
(
うち
)
さえ有りますじゃアございませんか
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
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